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お得な車輛の買い方

会社の社長様の中には事業活動の努力の成果として、車に特別な思い入れを持っている方が多いように思います。以前「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」という本がよく売れたようですが、効率的な車輛購入への関心度合もあるようです。車輛の購入はその金額が大きいことや事業との関連性もありますので、車種やクラスの選択については少し慎重に考えてほしいと思うこともあります。

また車輛の購入方法についても、キャッシュで買うのか、ローンなのかそれもとリース契約なのか、新車を買うのかそれとも中古車を買うのか、その選択肢が多いため非常に悩むところでもあります。

今回は会社から出ていくキャッシュをベースに考えて、車の購入を考察してみましょう。ただし下記のような条件を前提として考えてみることにします。

○期首に車輛を購入
○使用期間は6年
○予算は600万円で現金で売買を行う
○償却方法は定率法
○買替時の諸費用を10万円とする
○売却時は簿価で売れると仮定
○法人税率を30%と仮定
○消費税については考慮しない
○車の維持費用については考慮しない

・600万円の新車を6年間乗り続けた場合 実質流出キャッシュ → 3,830,168円
・300万円の新車を3年毎1回乗り替えた場合 実質流出キャッシュ → 3,053,688円
・600万円の3年落ちの中古車輛を6年間乗り続けた場合 実質流出キャッシュ → 4,194,274円
・300万円の3年落ちの中古車輛を3年毎1回乗り替えた場合 実質流出キャッシュ → 4,144,910円
・200万円の3年落ちの中古車輛を2年毎2回乗り替えた場合 実質流出キャッシュ → 3,934,265円

※計算  車輛購入費用−減価償却節税分+買替費用−売却価額

前提条件が決まっているため一般的な指標にはならないかもしれませんが、新しい車を長く乗り続けることが会社にとってキャッシュの負担が少ないという傾向がわかります。しかし最近はローンで購入することが多いようですし、常に新しい車に乗りたいというこだわりを持つ社長様もいらっしゃるようですから、そのときの状況に応じて適切な購入方法を選択していかなくてはならないでしょう。また工事車両や運送用車輛の購入は直接売上に関係する資産ですが、社用車についてはそうではありませんので、会社の支払い、資産性、維持費用なども含めて車輛の購入を考え、社用車に乗れる価値を事業の発展に貢献するように考えることができれば、よりよい動機づけになると思います。

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