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個人型DCのiDeCoって何?

確定拠出年金制度という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この制度には企業単位で加入する企業型と個人で加入する個人型の2種類があり、実は10年以上前から始まっている制度ですが、確定拠出年金を導入している会社や自営業者などが対象であったため、一般にはあまり普及していませんでした。ところが2017年1月からサラリーマン、自営業者、フリーター、パートタイマーから公務員、専業主婦まで、20歳以上の方ならほとんどの人が加入できるようになったため、身近に感じられる制度となったように思います。タイトルのiDeco(イデコ)は個人型確定拠出年金制度のことで、商品としては大きく分けて「定期預金」「保険」「投資信託」の3つを選択することができます。広報や書籍などではその優遇される点が多く書かれていますので、今回はそのうちの定期預金について注意しておきたいポイントをみていきましょう。

ポイント1:いま何歳ですか?
この制度による年金の受け取りは60歳以降となります。また加入年数が10年未満の場合その受給開始時期も遅くなりますので、50歳以上の方が積み立てを始める場合は注意が必要です

ポイント2:途中解約できない
確定拠出年金制度は途中でやめることはできません。掛け金をストップした場合でも運用手数料はかかりますので、その場合元本保証はされません

ポイント3:手数料がかかります

預金の積み立てと違いiDecoで毎月積み立てをする場合には、開始時の事務手数料、口座管理料などがかかり、また投資などを行う場合にも別途手数料がかかります。申込み時には金融機関、証券会社、保険会社などに委託する必要がありますが、各社によってかかる手数料やサービスなども異なりますので、毎月のランニングコストも考えて委託する会社をよく選ばなければなりません。委託した会社を途中で変更することもできません

ポイント4:税金は支払っていますか
iDecoの最大の売りは、積み立てた部分が所得控除の対象となり、所得に対して支払う税金が安くなることです。よって初めから税金を支払っていない人は、この所得控除の恩恵を受けることはできません。ただし積み立てる金額は調整が可能(ただし年に1度のみ変更)ですので、支払っている税金が少ない人でも、掛け金により恩恵を受けることが可能です

ポイント5:元本割れの可能性もある
iDecoの定期預金を選んだ方は、途中で積み立てをやめない限り元本は保証されますが、投資信託を行った場合には、自身で運用を行うためより老後資金が増える場合もあれば、資産が減少する場合もあります。定期積立と投資とは性格が違うことを理解しておきましょう

多くの注意したいポイントを書きましたが、この制度自体はとてもすぐれていると思います。確定拠出制度とは決まった額の掛け金拠出し、資産を運用・管理することにより、加入実績に応じた額が得られる仕組みです。超低金利時代の中、この制度が選択肢のひとつとして加えられたことは喜ばしいことですし、身近な制度として利用価値も高いと感じています。

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